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種々の言語における話題

英語などでは主語が文を構成する必須の単位であり、話題は明示しない限りは主語と一致する。受動態も話題を示す重要な方法である。

日本語などの主題優勢言語では、必ずしもそうでなく(言語によって程度が異なるが)むしろ話題の方が重要である。これらでは話題解説構文(topic-comment frame、あるいは主題題述構文theme-rheme frame)が基本的な構文となる。「象は鼻が長い」などは二重主語文と呼ばれることもあるが、実際には「象は」が文全体の話題語、「鼻が」は述語「長い」に対する主語であり、話題「象は」に対して題述部(あるいは述部)「鼻が長い」をつないだ構文である。また、「民主国家では表現の自由を重視する」のように、主語のない(話題語はある)文もごく一般的である。

日本語の話題マーカーとして代表的なのは助詞「は」である。そのほかに「・・・なら」、「・・・といえば」なども話題マーカーとして用いられる。また、口語では「これ、私が書いたものです」のように文から切り離す方法がよく用いられる。

朝鮮語にも日本語の「は」に対応する助詞「는」がある(用法はやや異なる)。これに似た話題マーカーはベトナム語やソマリ語などにもある。

中国語では話題語を文頭に移動する様式が中心となる("A有B"「AにはBがある」など)。

ハンガリー語(どちらかというと主語優勢であるが、語順はかなり自由)は、焦点を動詞直前に持ってきて動詞の形態の違いで明示する特徴があり、話題は(それほど明示的でないが)文頭に表示する傾向がある。 



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